ヨゴホームズブログblog
2024.12.11幼児教育先進国スウェーデンを訪ねて
こんにちは、余吾です。
本格的な寒さがやってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
年末を迎え何かとお忙しいことと思いますが、どうかお元気でお過ごし下さい。
さて、今年9月に保育関係者の方々に誘って頂きスウェーデンの幼児教育について学ぶ研修に参加しました。訪問したストックホルム近郊のプレスクール等のリポートがようやくまとまりました。
ご興味がございましたら、ヨゴホームズホームページ『ヨーロッパビュー・2024スウェーデン』を是非ご覧下さい。
今回の研修では、オープンプレスクール、プレスクール4施設(森のムッレを含む)、小児病院、高齢者福祉施設など計7施設を視察しそこで働く方々のお話をお聞かせ頂きました。
そこで皆さんが驚くほどに同じことを口にされ、国の方針がしっかりと現場に行き渡っていることを知ることができました。
スウェーデンでは全てのこどもに平等な教育機会が与えられ、「遊びを学びの中心」に据え遊びを通して自主性や社会性、問題解決能力、創造性などを養い、また自然と触れ合う活動を多くとり入れることで環境に配慮する生活習慣を幼いころから身につける教育をしています。
また高齢者との交流から生まれる様々な相互メリット、そして小児病院では「遊びのセラビスト」と呼ばれる人が医療チームと連携しこどもにとっての最善を尽くすという、そこにはこどもの理想郷がありました。
歴史と自然が調和する美しい都市スウェーデンの首都ストックホルムは人と環境に配慮した持続可能な社会を着々と築き上げています。環境先進都市として世界的なリーダーシップを発揮してきたストックホルムの今を五感で感じることができた大変貴重な経験となりました。
昔訪れた時の記憶とはまた違った印象をうけた今回のストックホルム、2030年までに二酸化炭素排出量をゼロにするという計画を掲げ、様々な角度から確実に未来志向の都市づくりを進めながらも、緑豊かで人々の心豊かな暮らしを守るという国のバランスの良い方針が本当に素晴らしいと感じた1週間でした。
これから具体的に進めていくプロジェクトにこの経験をしっかり活かせていきたいと思います。
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