皆さまこんにちは、水城です。

9月から着工しておりましたK様マンションリノベーション工事が完了しました。

築30年のマンションの一室をスケルトンにし、K様のご希望でセカンドハウスとしてのお住まいにリノベーションさせていただきました。

1DKから1Rに間取りを変更し、分譲マンションではあまり見ることのない木製サッシのテラスドアと横軸回転窓、床に磁器タイルを取り入れ、見違える空間となりました。シャワーブース以外全ての床に床暖房を取り入れており、試運転でも全身がポカポカと冬でも半袖で生活できそうなくらい暖かくなりました。

白を基調にしながらも、天井の板張りや照明がアクセントとなり洗練された印象です。天井を折り上げにしてホワイトオイルの板張りにすることで、光がやわらかく拡散する魅力的な空間となりました。

K様がご購入された家具を配置してみると暮らしかたの想像ができ、とても素敵な印象です。このダイニングテーブルは３ｍまで伸ばすことができるのだそうです。ご家族やご友人と楽しい食事会がいつでも開けそうです。

K様のご希望で取り付けたプロジェクターは、遮光カーテンを閉めると大迫力の映画鑑賞を楽しむことができます。昼とはまた違った印象で、夜の瀬戸内海を眺めながらの映画鑑賞も楽しそうです。

私自身、学生時代に賃貸のリノベーションをプランした経験はあるものの、こうしたい！という思いを図面上で伝えただけで細かい納まりなどを考えたことはありませんでした。実際に現場を見ると想像もつかなかった現実的な問題や、デザイン性をよくするためにいろいろな知恵をしぼって完成しているのだと思いました。一つ一つは小さなことでも全体として統一感を持たせて綺麗にするには細かい納まりを綺麗にすることが必要なのだと実感しています。

明日はいよいよお引渡しです。K様どうぞよろしくお願いいたします。