こんばんは、香川です。

今回はM様邸の外壁左官工事の仕上げの様子を紹介させていただきたいと思います。
仕上げ材はドイツ製の漆喰"STO(シュトー)"です。

 
今回下地材まではROOKWOOL社の材料を使っています。上の写真はベースコートが乾いた後で、ローラーを使ってプライマーを施工している様子です。プライマーは下地材と仕上げ材の接着を向上させる役割があります。ローラーで隙間なく丁寧に塗布していきます。

STO(シュトー)は水性のアクリル樹脂が入ったドイツの漆喰で、透湿性があり、耐候性が高い素材です。施工面では既調合の材料で品質が安定し，扱いやすいことが特徴でクラックの心配も軽減されています。

STO(シュトー)は蓮の葉の構造をヒントに創られた超撥水性の外装仕上材です。皆さんも蓮の葉が水をはじいて水滴が葉の上でコロコロ転がっているのを見たことがあると思います。この構造により雨水などの水滴が汚れの粒子を取り込みながら落ちていき汚れにくく外壁をきれいに保ちます。

いくら優秀な材料を使っていても施工が悪ければどうしようもありません。窓周り・庇の周り・建物の出角など細部に渡り丁寧に仕上げていきます。熟練の左官職人さんの腕のみせどころです。

STO(シュトー)は自然素材で透湿性があり、耐候性も高い材料です。お付き合いのある工務店さんのお話しによると湿度が高くカビが生えていた外壁をSTO(シュトー)を使って塗り替えたらカビが生えなくなったそうです。
弊社施工の物件でSTO(シュトー)を使わせていただくのは今回のM様邸が初めてですが確かな実績と根拠があったため自信を持っておすすめすることができました。仕上がりを見ても使ってよかったなと心から思える材料です。
今後も使っていきたい材料ですのでご興味ある方は是非お問合せください。