ヨゴホームズブログblog
2024.4.14デンマークレンガについて
こんにちは、香川です。
今回のブログではデンマークレンガについてお話しさせていただきます。
デンマークレンガで仕上げた外壁はメンテナンスの必要がありません。古くなるにつれ味わい深く、美しくなる素材です。経年変化による風合いの変化は1,2年の短い期間でも感じられるほどです。一枚一枚職人さんの手で丁寧に張り上げられたレンガには言葉では言いあらわせない温かみが感じられます。
レンガの材料である粘土には基本的に赤い粘土と青い粘土の2種類があります。赤い粘土は焼くと赤色のまま、青い粘土は黄色になります。古いデンマーク住宅に使われている赤いレンガと黄色いレンガ、これらは土を焼いたままの自然の色なんです。粘土の配合や窯での焼き方を変えることによって色々な色のレンガがつくられています。
採掘された粘土は各工程を経てレンガの形になり窯に入れて焼かれます。窯に入れる前には65℃の温度で5日間乾燥させます。乾燥し終わったレンガは全長160m程もある窯に入れられ5日間かけて焼き上げられます。窯の温度は入口から出口にかけて徐々に温度が下がっていきます。入口では1050℃ある窯の温度も出口付近では50℃前後にまで下がっているそうです。ちなみに、グレーのレンガは2回焼かないといけません。
焼きあがったレンガは工場でカットされます。ヨゴホームズの家づくりで使用しているレンガは平レンガと建物の角などに使うコーナーレンガの2種類ですがこのように職人さんの手で一枚一枚カットされています。
デンマークで作られているレンガは高い品質を守るために厳しい検査に通ったものでないと出荷できないそうです。デンマーク以外の国の中には検査を行わず低品質なレンガがまざったものを安価で販売しているメーカーもあるようですが、デンマークのレンガは厳しい検査を通った高品質なレンガだけを出荷しているので安心して使うことができます。
ヨゴホームズの家づくりはデンマーク・日本両国のたくさんの方々のご協力で成り立っています。
日本だけでなくデンマークで働く方々への感謝も忘れることなく一人でも多くの方にデンマーク住宅の素晴らしさを伝えていければと思います。
レンガの家づくりにご興味ある方はいつでもご連絡ください。
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