ヨーロッパの風景europe view
スウェーデン・デンマーク・イタリー
Europe 2003.9
イタリー(ベニス)編
唯一フリーな一日を頂いた水の都ベニス。
足を棒にしながら観光地を離れて住居区の方へ、迷路のような狭い路地がいっぱい
足を棒にしながら観光地を離れて住居区の方へ、迷路のような狭い路地がいっぱい
初めてのベニス、水上タクシーでのアプローチはとてもドラマティックでスコールのような大雨もあがり、藍色の空と何とも言えない深いグリーンのアドリア海、そしてベニスが姿を現しました。やはり色が違う!第一印象です。同じイタリーでもミラノやローマやフィレンツェとは全く違う水の都 ”ベニスそう言えば昔ロンドンの語学学校でクラスメートだったルカはベニスの人だった、お医者さんの卵だと言ってたけど今でもこの街で頑張っているのかなあ...なんて昔を懐かしんでいる内に水上タクシーはホテル前に到着しました。
ベニスでは運河が道路の役割を果たしています。もちろん車は1台もなく、人は歩くか水上バスやゴンドラなんかを使うしか方法はありません。船の八百屋さんや観光客を乗せたゴンドラの上でカンツォーネを聴かせるおじさん、カプチーノでいっぷくする人々、ここでは時間がゆっくり流れているような気がします。
観光地を離れどんどん歩いていく内にベネツィアン大学建築学部にたどり着きました。ベニスは毎年少しずつ地盤が沈下しているらしくここではその研究が重要課題だと聞きました。近くの運河で両サイドをせき止め護岸工事をしている現場では学生が熱心にスケッチやメモをとっている姿を目にします。迷路のような細い路地をたくさんくぐり抜けて住居区の方へ向かいます。ビルの谷間に干された赤いTシャツ、古いレンガ造りの壁に涼しげな葉っぱが素敵です。小さな酒屋さんには棚に樽がたくさん並べられていて、近所の素敵な男性が瓶を片手にワインを買いに来ていました。女主人の許可をもらって撮影成功!
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