デンマークでは例えキッズルームと言えどもきちんとインテリアコーディネートをします。子供たちは生まれて初めて見た自分の家がこんなに素敵なのです。センスのいい人ばかりになっていく仕組みがわかった気がしました。そういう子供たちが大きくなって色々なものをデザインしたり家を建てたりしていくのですから、どこを見ても美しいわけです。そう思うとキッズルームって大切です。感受性の強い子供の頃から美しいものに囲まれた生活をするとそれが当たり前でよりセンスが磨かれていくのだと思います。別に高価なものでなくてもいいのです。色や素材などに気をつけて心豊かに育つ環境をつくってあげることがとても大切なことではないでしょうか。

庭にブランコやすべり台、トランポリンがある家をたくさん目にしました。家の中でゲームばかりしないで外で元気に遊んでほしいと誰もが考えます。本物の家をそっくり小さくした様な可愛い家もたくさん見ました。お菓子やお人形を持っていってママゴト遊びをするのでしょう。大人の私でさえほしいと思いました。大きな夢をもった素敵な大人になるに間違いありません。

この旅で見かけた子供たちはみんな笑顔が素敵で元気でした。この子たちが大きくなってもたくさん夢をもって楽しく生きていける地球であり続ける為に、私たち大人はこれからどうしていくべきかを真剣に考え実行していかなければいけないと強く感じました。私たちは地球環境に配慮した家づくりをこれからもっともっと進めていきたいと思います。