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デンマークの人々から学んだこと Scandinavia 2011.2

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ヒュッゲな人々
街ですれ違う、同じ空間に居合わす、ほんの一瞬でも時間を共有したデンマークの人々から感じたこと。

『袖擦れ合うも多少の縁』ということわざがありますが、旅に出るとふとそんなことを感じることがあります。一瞬だけど同じ空気を吸っているという感覚に何故か親近感を覚えるのです。そんな見知らぬデンマークの人々から受ける印象は一言で表現すると「自然体で穏やかな国民性」でしょうか。そして、お金やものでは得ることができない心の豊かさを持っているように思います。お金があれば何でも手に入る時代ですが、そういうものではない何か人の内面から自然にあふれ出すようなそういうオーラを感じるのです。それはいったい何なのでしょう。私はここを訪れるたびそれを考えてしまうのです。

デンマークの人々は毎日の生活を何よりも大切にします。家を家族を仲間を街を国を…、とっても大切に考えています。だから家をいつも美しくインテリアやガーデニングを、そして自分の手で愛情込めてメンテナンスすることまでも趣味と考え心から楽しむのです。冬になると大切な仲間を招いて家族と共に自宅でパーティーをたくさん計画するそうです。家は何よりも大切な場所、美しく快適な我が家で人とのつながりをより深め合うのです。みんながそういう考えだからこそこの美しい街、国ができたのだと思います。家は全ての基本です。デンマークが世界一幸せな国となったわけはこの素晴らしいデンマークの住宅にあると言っても過言ではないと私は考えています。

ヨゴホームズが昨年から始めたニュースレター 『ヒュッゲな暮らし』 は私自身がこれまでデンマークの人々から感じた心の豊かさのようなものをお伝えすることができないだろうか、日本人の私たちにも通じるところや生きる参考になるところがあるのではないか、と思ったからです。滴ygg(ヒュッゲ)とはデンマークでよく使われる言葉で、日本語にするとくつろぐとか安らぐとか気持ちがいい、輪を広げるといった意味になりますが、いろいろな場面でよく耳にする言葉です。例えば、ヒュッゲな家とかヒュッゲな時間とかヒュッゲな人とか…です。そういうことをとても大切に考えている人々なのです。街ですれ違う人々の一瞬見せる表情やしぐさにも、そういうおおらかさや豊かさを感じるのかも知れません。

ヨゴホームズはこれからもデンマークの人々が愛してやまない『ヒュッゲな家』を1軒1軒丁寧に、微力ながらこの愛媛で広げていければと思っています。

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